大会情報

大会情報  2025-11-03 (月) 17:30~

hot!Step!JUMP!~hotシュシュ板橋大会~

 

「hot!Step!JUMP!~hotシュシュ板橋大会~」

2025年11月3日(月・祝)

17時00分開場/17時30分開始

観衆:150人(満員札止め)

 

◆第1試合 キク引退ロード第二弾 タッグマッチ30分1本勝負

〇キク&チェリー(8分53秒 チェーンリストアームサルト)バニー及川&海乃月雫×

 

◆第2試合 Ignite提供試合 愁兎デビュー戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負

〇ランバージャック&MASA&愁兎(6分44秒 ギブアップ)サンライズ164×&澤村淀五郎&パンサー

※この俺のゆりかもめ

 

◆第3試合 タッグマッチ30分1本勝負

〇しのせ愛梨紗&緋彩もえ(12分00秒 ちあふるほいっぷ)藪下めぐみ&緋彩ませ×

 

◆第4試合 タッグマッチ30分1本勝負

こゆき&〇エチカ・ミヤビ(9分22秒 片エビ固め)ミス・モンゴル&ASHUKA×

※ピースメーカー

 

◆第5試合 シングルマッチ15分1本勝負

〇高岩竜一(8分54秒 片エビ固め)ジェーク・ブラドック×

※デスバレー・ボム

 

◆第6試合 スペシャルエキシビションマッチ

〇宮崎有妃&タニー・マウス(16分9秒 エビ固め)ゆづき×&田村欣子

※ムーンサルトプレス

 

■ICERIBBON LIVE(生配信)

https://iceribbonlive.ctpfs.jp/store

※販売及びアーカイブ視聴期限:11月13日まで

 

 

◆第1試合 キク引退ロード第二弾 タッグマッチ30分1本勝負

〇キク&チェリー(8分53秒 チェーンリストアームサルト)バニー及川&海乃月雫×


 

キクにとってはプロレスの師匠でもあるチェリー。キクの希望により久々に2人のタッグ魁!女塾が結成された。試合はキクvsバニーでスタート。バニーが蹴り上げ、カニばさみからチンロックへ。すぐにチェリーがカットに入り、ダブルのフロントキック、寝ころんだチェリーの膝にバニーをフェイスクラッシャーの形で叩きつける2人の連係が決まった。

 

 

バニーのフォローに入った海乃がバニーとのサンドイッチサッカーキックを狙うもキクがかわし、バニーにサッカーキックを決めカバー。

 

 

カウントは2。キクが脇固めもバニーが切り返して脇固め。リング下からチェリーが入場で頭に巻いてきたはちまきを使ってキクをロープに引き寄せるもレフェリーに見つかる。バニーがSTFへ。

 

 

チェリーがはちまきを鞭代わりにバニーをカット。キクが低空ドロップキック、サッカーキックでカバーもカウント2。代わったチェリーが裏アキレス腱固め。海乃がカットに入るが、チェリーは海乃の腕を決め、2人まとめて絞め上げる。

 

 

代わった海乃がエプロンにチェリーの上体を出しての助走付きのジャンピングキックでカバーもカウント2。チェリーがレフェリーを巻き込んで、海乃の上に寝かせてのフットスタンプでカバーもカウント2。海乃がドロップキックでカバーもカウント2。海乃がSTFもキクがカット。チェリーが海乃の腕を取って、バニーにクローズラインを決め、その上に海乃を寝かせてのダブルニードロップでカバーもカウント2。代わったキクが海乃の顔面を蹴りまくる。さらにロープ際に追い込んでの飛び込み顔面ウォッシュでカバーもカウント2。チョップの打ち合いからキクがエースクラッシャー。カバーもカウント2。ロープに飛んだ海乃にチェリーが飛び込みニー。

 

 

キクがハイキックから回転式エビ固めもカウント2。チェリーが海乃とバニーをまとめて座らせ、そこにキクがジャンピングニーアタック。キクがカバーもカウント2。キクのブレーンバスターをこらえた海乃がフィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。

 

 

海乃がラ・マヒストラルもカウント2。海乃のクレイモアをバニーに同士討ちにさせたチェリーがキクとのダブルどっこいしょからのダブル熟女でどーん。

 

 

最後はキクがチェーンリストアームサルトで海乃からカウント3を奪った。

 


試合後、マイクを手にしたキクはチェリーへの感謝の言葉を次の12月7日のインイタ大会では真琴とのタッグで1111(=柳川澄課&神姫楽ミサ)へのリベンジマッチを要求。「私とはいつ組むんよ」とクレームを入れる海乃とはアイスリボンの大会でのタッグ結成を約束した。

 

 

◆第2試合 Ignite提供試合 愁兎デビュー戦 6人タッグマッチ 30分1本勝負

〇ランバージャック&MASA&愁兎(6分44秒 ギブアップ)サンライズ164×&澤村淀五郎&パンサー

※この俺のゆりかもめ


 

Ignite提供試合として行われた6人タッグはランバージャックがサンライズ164にライガーボムからのゆりかもめでギブアップ勝ちを奪った。

 

 

 

◆第3試合 タッグマッチ30分1本勝負

〇しのせ愛梨紗&緋彩もえ(12分00秒 ちあふるほいっぷ)藪下めぐみ&緋彩ませ×

 

hotシュシュのエース争いの中に、ませ押しの薮下が加わったタッグ戦。試合は愛梨紗vs薮下でスタート。力比べで薮下が愛梨紗を押しつぶし、ませ、もえに交代。ませが薮下とのクローズラインからフットスタンプももえがかわして後方からのドロップキック。代わった愛梨紗がボディスラム、ませをコーナーに詰めての踏みつけからバックを取るが、ませが股下からのこっちだよ~、ローキック。

 

 

さらにクロスボディも愛梨紗がキャッチして前に落とす。代わったもえにませがカニばさみからの低空ドロップキックでカバーもカウント2。もえのコーナーへの串刺し攻撃をかわしたませがオクラホマロールもカウント2。ませが腕ひしぎ十字固め。カットに入った愛梨紗を薮下が腕ひしぎ十字固めに決める。

 

 

ロープに逃れたもえがカウンターのドロップキックでカバーもカウント2。ませがフットスタンプからのクロスボディでカバーもカウント2。代わった薮下がもえにストンピング、三角絞めで自らテイクダウン。さらにアームロックに移行も愛梨紗がカット。薮下が黒帯攻撃ももえがかわす。

 

 

もえが膝へのドロップキックからラ・マヒストラルもカウント2。代わった愛梨紗がタックルも薮下が一本背負い。

 

 

蹴りをかわした愛梨紗がてぃーかっぷろーるもカウント2。愛梨紗がタックルでカバーもカウント2。愛梨紗ともえが薮下にダブルのフェイクラッシャー。

 

 

代わったませがダイビングボディアタック、ヘッドシザースドロップでカバーもカウント2。

 

 

愛梨紗がタックルからスリーパーホールド。薮下が黒帯でカット。薮下がませをコーナーに上げてファンタスティック・フリップ。ませがカバーもカウント2。ませがラ・マヒストラルもカウント2。ませがませヒストラルもカウント2。愛梨紗がボディスラムでカバーもカウント2。カットに入った薮下を場外に落とし、もえが薮下に初公開のプランチャを決める。

 

 

その間に愛梨紗がちあふる☆ほいっぷでませからカウント3を奪った。
試合後、勝ったことをアピールする愛梨紗に「1回勝ったぐらいで調子に乗るなっていったのは愛梨紗さんじゃないですか!」ともえ。ませも「今すぐに強くなった、この2人を倒してエースになりたいです。」と語るが、「そんなにプロレスは甘くないんだよ。」と詰め寄る愛梨紗。ここでもえが「妹をいじめるな!」とませをカバー。「私がませと組んで愛梨紗さんを倒す!」と語ると、愛梨紗はゆづきをパートナーに緋彩シスターズとの対戦を要求。

 

 

もえは「私たちは姉妹の絆で愛梨紗さんを倒します!」と切り返し、次回12月7日、インイタ大会での愛梨紗&ゆづきvs緋彩シスターズのタッグ戦が決定した。

 

 

◆第4試合 タッグマッチ30分1本勝負

こゆき&〇エチカ・ミヤビ(9分22秒 片エビ固め)ミス・モンゴル&ASHUKA×

※ピースメーカー


 

「タッグ戦線は私たちに任せろ!」と宣言したこゆきとエチカのトランスジェンダータッグ=T×X(ティーバイクロス)が番人モンゴルと対戦。先発はエチカvsASHUKAもあっという間にASHUKAがモンゴルと交代。エチカもこゆきに交代。こゆきがトーキックからヘッドロック。モンゴルがロープに振ってのタックルもこゆきがこらえる。モンゴルがこゆきの攻撃をすかしてのタックルで倒すも、起き上がったこゆきが正面ドロップキック。エチカとASHUKAに交代。エチカがボディスラムを決め、こゆきに交代。こゆきがボディスラムからエルボードロップでカバーもカウント2。代わったエチカが蹴りのフェイントから上体を起こしたASHUKAにチョップを叩き込みカバーもカウント2。

 

 

エチカがボディスラムでカバーもカウント2。代わったモンゴルがエチカにラリアット、串刺しラリアット。こゆきが入り、2人でモンゴルをロープに振るが、モンゴルがカウンターのクロスボディで2人を倒す。

 

 

モンゴルがこゆきに鞭攻撃もかわしたこゆきがエルボー連打、ラリアット、ブレーンバスターでカバーもカウント2。

 

 

モンゴルがこゆきのバックを取る。こゆきが逃れてエルボーからのアバランシュホールドでカバーもカウント2。エチカが串刺しビックブーツ、チョップでカバーもカウント2。モンゴルがラリアット、セントーンでカバーもカウント2。

 

 

モンゴルがバックフリップ。ASHUKAがダイビングボディプレスもかわされる。ASHUKAがエチカを押さえ、モンゴルがエルボーもエチカがかわして同士討ち。エチカがモンゴルに稲妻レッグラリアット。こゆきがASHUKAにミサイルキックを決め、エチカがカバーもカウント2。こゆきとエチカがサンドイッチミドルキックをASHUKAに決める。

 

 

エチカがピースメーカー(=飛び込み式ビックブーツ)でカウント3を奪った。
試合後、マイクを手にしたのはモンゴル。「ASHUKA、お前は想定内だ。見事な負けっぷりだ。それでいい。おい、こゆき、お前、課題だらけだぞ。タッグ組んだことに安心しきって、そこで満足しちゃってんだよ。ここに(こゆきが)入ったきっかけは私だよ。あれから何が変わったか、全然、分からない。タッグを組むってことは仲間もできるけど、その一番近い仲間はライバルでもあるんだよ。常にお前、比べられるぞ。今日、このタッグチーム、どっちが上か下か、分かっちゃったんだよ。勝ち負けじゃない。楽しんでやってるのはいいんだけど、情熱が足りない。もう少し、情熱を持って、戦いということに頭を置いて、もう1回、ぶつかってきなよ。伝わりきらない。私が決めていいな。私はあんたをここまで連れてきた責任があるんだよ。今がチャンスなんだよ。もっと悔しいって気持ちを出してこい。ダブル番人の高岩さんと私が組んで、この2人とやってやりますよ。」とこゆきに公開ダメ出し。ダブル番人vsこゆき&エチカの一戦が決定した。

 

 

 

◆第5試合 シングルマッチ15分1本勝負

〇高岩竜一(8分54秒 片エビ固め)ジェーク・ブラドック×

※デスバレー・ボム


 

hotシュシュのダークヒーローに名乗りを挙げた新生ジェーク。入場式にも出場し、セコンドも務めた。hotシュシュの一員として、重鎮・高岩との初シングルマッチに挑んだジェーク。試合はロックアップでスタート。高岩がジェークをロープに詰める。タックルの打ち合いからエルボーの打ち合い。「うるせえ、このやろー!」とラリアットでぶっ倒した高岩。

 

 

場外にジェークを落とし、水平チョップを連打。リングに戻ると、今度はジェークがチョップ連打からトーキック。ジェークがブレーンバスターを狙うが、高岩がこらえる。ジェークがクロスボディでカバーもカウント2。

 

 

ジェークがアバランシュホールド、ダイビングニードロップでカバーもカウント2。

 

 

高岩がカウンターのエルボーからラリアットもジェークも合わせラリアットの打ち合いに。ジェークが助走をつけてのラリアットで高岩を吹っ飛ばし、カバーもカウント2。高岩がコーナーに振られるのを切り返して串刺しラリアットからコーナーでのチョップ連打。

 

 

高岩がダイビングエルボードロップでカバーもカウント2。高岩がラリアットでカバーもカウント2。

 

 

高岩がデスバレーボムでカウント3を奪った。

 

 

◆第6試合 スペシャルエキシビションマッチ

〇宮崎有妃&タニー・マウス(16分9秒 エビ固め)ゆづき×&田村欣子

※ムーンサルトプレス


 

来年1月1日に引退するWAVEの宮崎と、引退前にNEOマシンガンズを復活させたいというタニー・マウスの思いに、田村、そしてデビュー戦で宮崎と戦ったゆづきが賛同。9月10日のWAVEインイタ大会でリングに立った3人は、その場で宮崎に直談判。宮崎も快諾し、2010年12月31日のNEO女子プロレス解散興行以来、約15年ぶりにNEOマシンガンズ、そして田村欣子の同期3人が同じリング上に会することとなった。試合は宮崎vs田村でスタート。

 

 

ロックアップから宮崎がロープ際に押し込みブレイク。手四つから宮崎が田村をコーナーに振っての串刺しボディアタック、タニーが串刺しタニロケット。さらに宮崎をロケット台タニロケットを発射。

 

 

田村とゆづきがお返しの串刺し攻撃から、田村が宮崎を、ゆづきがタニーを同時コブラツイストに決めて絞め上げる。

 

 

さらに宮崎、タニーをコーナーに投げて重ねると、ゆづきがエルボーで飛び込むが、タニーがかわし「みんな上がれ!」とセコンド陣にアピール。宮崎への惜別のトレイン攻撃。

 

 

全員で宮崎をカバーもカウント1で宮崎がキックアウト。試合再開。タニーがゆづきにヘッドバットも、ゆづきがタニーの頭を正面から鷲掴み。タニーがチョップ連打からバックに回ってのカンチョー。

 

 

しかしこれをケツ圧でこらえたゆづきが正面を向いてのモンゴリアンチョップ連打。しのいだタニーがゆづきをコーナーに振ってのタニロケット。

 

 

2発目を狙って対角コーナーに振って飛び込むが、ゆづきがフロントキックでタニーを吹っ飛ばし、さらにタックル、膝立ちのタニーに正面ドロップキック2連発を決める。

 

 

ロープに飛んだゆづきをエプロンで宮崎がカット。宮崎がリングに入り、タニーと2人でゆづきをロープに振ってのダブルタックル。倒れたゆづきの上をロープワークで飛んでのダブルヘッドバット。

 

 

カウント2に「スリーだろ!」のアピールも復活。ゆづきがタニーをブレーンバスター。

 

 

さらにエルボードロップでカバーもカウント2。代わった田村がタニーにDDT。

 

 

バックに回ったタニー田村の股の間からの「こっちだよー」も顔を出したところを田村に捕まってしまう。強引に引き起こされたタニー。田村がエルボー、キックをかわし、またもバックに回るとカンチョー。

 

 

ダメージ大の田村にヘッドバット。田村を寝かせてのレッグロールもカウント2。タニーが田村をコーナーに振ろうとするが、田村が切り返してタニーをコーナーに振ると、ニーの連打からのエースクラッシャー。カバーもカウント2。

 

 

田村がチェーンリストアームサルトもカウント2。田村とゆづきがタニーを捉えるが、宮崎が入り、タニーが田村をパロスペシャルに、宮崎がゆづきにスピニングトーホールドを決める。

 

 

タニーがヘッドバットでカバーもカウント2。代わった宮崎が田村に串刺しラリアット。宮崎のエルボーをかわした田村が宮崎の顔面にエルボースマッシュを決めカバーもカウント2。

 

 

田村がローリングエルボーを狙うが、宮崎がかわす。上体を低くした宮崎を田村が首固めもカウント2。さらに丸め込むもカウントは2。田村がパトリオットバスターからカバーもタニーがカット。田村がGUSTでカバーもカウント2。宮崎が田村にはずかし固めを狙うが、ここでゆづきが入り「自分にやれ!」とアピール。しかし、田村はタニーに捕まり、結果的に宮崎がゆづきを、タニーが田村をはずかし固めに決める。

 

 

宮崎とゆづきがラリアットの打ち合い。ゆづきが打ち勝ち宮崎を倒す。コーナーに上がったゆづきを宮崎が雪崩式ブレーンバスター。

 

 

カバーもカウント2。田村が宮崎、タニーにエルボーを連打。

 

 

ゆづきが宮崎を、田村がタニーを同時にダブルリストアームサルトでホールドもカウント2。ゆづきが宮崎にダイビングボディプレスを狙うが、タニーが宮崎をカバー。

 

 

友情パワーが爆発するが、抱き合うNEOマシンガンズを田村が蹴散らし、田村とゆづきで宮崎をロープに振る。宮崎が2人まとめてラリアット。

 

 

ゆづきにラリアット2連発でカバーもカウント2。宮崎がゆづきの両足を広げ、タニーがダイビングタニバット。

 

 

宮崎がカバーもカウント2。タニーが田村にキャプチュード。

 

 

その間に宮崎がゆづきにムーンサルトプレス。カウント3を奪った。

 



〈試合後のリング上〉
タニー「宮、引退前にこんな私たちの夢を叶えてくれて、本当にありがとうございました。宮は現役でいろんな人とタッグを組んでいると思うけど、私は宮の一番のタッグパートナーだと思っているし、宮も一番のタッグパートナーだと思ってくれていると嬉しいです。引退まで怪我のないように頑張ってください。」
ゆづき「宮崎さん、デビュー戦から成長した姿を見ていただきたくて、試合で伝えたくて、でも、どうでしょうか…すいません…言葉が出てきません。私は宮崎さんに何度も立ち向かいたかったですけど、でもそれはもう叶わないとわかっているので、宮崎さんのような大きな壁になりたいです。それを目指して練習していきます。本当にありがとうございました。」

 


宮崎「hotシュシュ、インイタ大会に参戦させてくれて、ありがとうございます。2000年から2010年、NEOがあったのは長く感じるけど、たった10年なんだなって思います。あの頃が楽しすぎて…なんかこのままずっと、続けばいいのになって思っていたけど、永遠なんてなくて、3人で引退して、なんだかんだあって私は4年後に復帰して、まさか、タニーと田村がこうやって団体をやるなんて、夢にも思わなくて、ここの旗揚げ戦に呼んでもらって、ゆづきちゃんのデビュー戦の相手を務めさせてもらって、と思ったら、タニーちゃんたちも1日復帰とか、なにかで見たけど、なんか私が引退を決めて、私もマシンガンズって思っていたけど、やっていない人をこのために練習してって言えなくて、だから、タニーちゃんとよっちゃんとゆづきちゃんがWAVEのインイタ大会に来てくれて言ってくれたとき、本当に嬉しかった。もう今、あれから15年、16年経っているけど、横に並んだときとか、対角に当たって試合して、そのたった15年とか16年ぐらいの差なんて、一瞬で埋まるんだなと思いました。タニーちゃんの横にいると楽しいよ。安心して。今、私は現役のキャリアでWAVEでは一番上だから、安心してもらう側だから。それはそれで大変だけど、タニーちゃんの横にいると、とっても安心して、けっこう何も考えずに、組めるところが大好きです。よっちゃんは、あ、よっちゃんじゃねえか、田村様はやっぱりね、今は言われてないけど、昔は本当に田村様だけはガチってあだ名がつくくらい。今日は田村様のエルボーとか全部、なるべく受けないようにしないと、と思って来たけど、がっちりやられて、なんで休んでたんじゃねえのかよって思うくらいのダメージでした。リング降りたら、よっちゃんになるところも好きだよ…。でも、リング上の田村様も大好き。そして、ゆづきちゃん。これからのhotシュシュを引っ張っていくのは誰?」
ゆづき「私です!」
宮崎「そうだよね。ませちゃんとか、もえちゃんじゃないよね。あなただよね。」
ゆづき「はい。」
宮崎「もっと頑張ろうか。もっともっと頑張ろうか!私はあなたに光が見えているけど、そこに早く到達するまで、あなたは時間がかかりすぎてる。もっと頑張んなきゃだめ。私は見えてるよ。あなたには見えているかな。厳しいこと言うけど、もっと頑張りなさい。」
ゆづき「はい!もっと頑張ります。」
宮崎「(うなずいて)ありがとうございました!」

 


※宮崎がリングを降りた後、タニーがhotシュシュの選手にリングに上がるように指示。

タニー「キクの引退式の日にちが決まりました。2026年3月28日です。」
田村様「会場は後楽園ホールだーーー!!!hotシュシュ初めての後楽園ホール、決まりましたーーー!!!」
※選手から悲鳴のような歓声が上がる。涙ぐむ選手も。

 


タニー「もうポスターもできています。そしてメインイベントのカードも決まっています。50人参加時間差バトルロイヤルです!今の感想を聞かせてもらえますか?」

 


ゆづき「後楽園ホール大会はhotシュシュのみんなの夢でした。だから、こんなこと、本当に、すごい…私たちにとって本当にすごい大きな一歩なんです。嬉しいです。皆さんの時間をください。私たち頑張るから。皆さん、私たちの夢の隣にいてください。お願いします。」
キク「自分の引退試合が目標としていた後楽園ホールでできることが本当に嬉しいです。ありがとうございます。今いる会場の皆さん、最後の引退試合を見に来てください。」
※タニーが選手1人1人に後楽園ホール大会Tシャツを配る。

 


タニー「hotシュシュのみんな、後楽園を満員に…。」
全員「するぞー!」
タニー「私たちなら…。」
全員「できるー!」
田村様「よーし、分かった!3月28日、hotシュシュ、満員にするぞー!そしてキクの引退試合を盛大に行う。ここに来たピープルズはhotシュシュを見逃すな。これは正式決定だ!今、田村様が決めた!ケッテー!」

 



〈試合後のゆづき、タニーマウス、田村欣子〉


ゆづき「すっごく痛くて、楽しかったです。」
タニー「とにかく疲れてびっくりしました。現役時代より息が上がるのが早かった。」
田村「空気薄いよね。」
タニー「薄かった。もし薄くないとしたら、自分たちの体力が落ちているんだよね。本当にプロの選手はすごいなと思った。やばかった。でもお客さんの盛り上がろうってしてくれるのをすごい感じて、気持ちよかったよね。」
田村「気持ちよかった。楽しかった。」
ゆづき「お二人はこうおっしゃってますけど、私から見たら、宮崎さんも含め、すっごくかっこよくて、自分もリアルタイムで、こんな風になりたいって思いながら頑張ってました。ずっと感じながら動いていました。だから皆さんのおかげです。自分が満身創痍でやり切れたのは皆さんのおかげで。本当にかっこよかったです。」
タニー「ゆづき、かっこよかったよ。良かった。」
ゆづき「やった♡」
タニー「あと発表がありましたけど、後楽園ですーやりますよー!もっとこういう風になってからとか、段取りをずっと待っていると、いつまでもできないなと思って、キクも引退するって聞いたので、ここで攻めなきゃだめだって判断して、後楽園開催を社長に頼んで。決めてもらいました。(メインが50人バトル?)NEOのお家芸の50人バトルを出せば、お客さんを引けるんじゃないかと。誰対誰がやったからってお客さんが入る時代じゃないと思っているんですよ。なので、50人バトルを出せばいけると思って。最初は50人バトルがNEOだったから、51人にしようと思ったんですけど、よくよく調べたらNEOって55人バトルもやっていたので、56って中途半端だなと思って、切りよく50人でねやりたいと思っています。(また2人が試合にからむ可能性は?)どうだろう。50人集まらなかったら、助っ人します。だから48人は集めたいと思っています。」
ゆづき「今日のことは思い出だけで片付けないって思っていたんですけど、でも、やっぱり最高の思い出になりました。この痛みごと自分を愛して強くなります。」
田村「この戦いを無駄にしてほしくない。ずば抜けてエースになってほしい。」
ゆづき「なります!よろしくお願いします。」
タニー「今日。来てもらったお客さんがhotシュシュっていい団体だなって1人でも思ってもらえたらって、すごい思っています。次の大会からですね、大事なのは。(ゆづきに)もうリングで手伝うことはできないから、ゆづきたち選手に頑張ってもらいたいです。」
ゆづき「バトンを受け取りました。ありがとうございます。2本、ありがとうございます。」