大会情報

大会情報  2025-04-19 (土)

hotシュシュvol.10

 

「hotシュシュvol.10」

2025年4月19日(土)

17時40分開場/18時00分開始

観衆:48人

 

◎エキシビションマッチ 3分間

タニー・マウス(4-0)緋彩もえ

 

◆第1試合 タッグマッチ30分1本勝負

横山佳和&○サマス(9分57秒 片エビ固め)佐野直&MASA✩TAKA×

※ハイアングルパワー・ボム

 

◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負

×こゆき(11分18秒 外道クラッチ)デボラK○

 

◆第3試合 高岩試練の番人シリーズ第二弾 シングルマッチ15分1本勝負

○高岩竜一(6分45秒 片エビ固め)ビッグベアー×

※デスバレーボム

 

◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負

星いぶき&しのせ愛梨紗&×緋彩ませ(15分8秒 片エビ固め)藤田あかね&キク&Himiko○

※セカンドロープからのギロチンドロップ

 

 

◎エキシビションマッチ 3分間

タニー・マウス(4-0)緋彩もえ

 

3月16日の板橋大会でIgnite提供試合に出場し、実妹のませとシングルマッチを行ったもえは、試合後、スーパーバイザーの田村様とタニー・マウスをリングに上げ、hotシュシュでのプロデビューを涙ながらに直訴。このもえの申し出を感謝の意を込めて受け止めたスーパーバイザーのタニーが、もえのエキシビションマッチの対戦相手に自ら名乗りを挙げた。もえにとってプロデビューがかかった大事なエキシビションマッチ。先に仕掛けたのはもえ。正面からタックルに出るが、これを切ってバックを取ったタニーはグランドで正面に回り込んでのフロントスリーパーで早くもタップを奪う。

 

 

ブレイク後、今度はタックルでタニーを倒して上を取ったもえは必死にエルボーを打ち下ろしていく。

 

 

エルボーを打つのは逆の左腕を下から取りにいったタニーが引き込んでの腕十字固めで2本目のタップを奪う。3発目のもえのタックルをかぶって逃れたタニーはバックに回ってグランドに持ち込むとスリーパーを決めて3本目のタップを奪う。4度目のタックルでタニーの両足を抱え込むことに成功したもえがタニーからテイクダウンを奪う。

 

 

上になってのエルボー連打。反転するタニーのバックに回りこんで首を刈りにいくもえ。バックを取られながら膝を立てて起き上がったタニーがもえをサイドに振り、さらに正面に持ってくる動きでタニーが上になって押しつぶす。もえが両足を突っ張ってタニーとの隙間を作り逃れる。スタンディングポジションに戻ったところで、タニーが助走なしのドロップキック。

 

 

倒れたもえをボディスラム。押さえ込みを決めて必死に逃げようとするもえから3カウントを奪った。そのままの流れから再開となり、もえが丸め込みで反転。カウントは2。タニーが反転もカウントは2。もえがタニーの起き上がりを狙った低空の正面ドロップキック。

 

 

さらに起き上がったタニーにロープに飛んでのドロップキックを決めカバー。何度も押さえ込むがタニーがいずれもキックアウト。さらに下から腕を決め三角絞めを狙う。

 

 

これを抜いたもえが上からのエルボー。タニーの腕を決めにいくが、ここで3分終了のゴング。結果はタニーの圧勝だった。しかし、あえてもえの技を受けずに潰しにいくタニーの動きの良さが目立ったが、同時にそれでも必死に食い下がっていこうとするもえの気持ちも伝わってくる内容の濃い3分間だった。

 


タニーは「私たちが普段、道場で教えていることは本当に基礎中の基礎で、地味かもしれないけど、気持ちは見えたんじゃないかなって思っています。まだまだだけど一緒に頑張っていきたいなって思います。今日はありがとう。」ともえに伝え、田村様からもえのデビュー戦が5月25日の北沢タウンホール大会での高瀬みゆき戦に決まったことが発表された。タニーからは「今のもえが持っているものを全部受け止めてくれる選手だから」とつけ加えられ、これを受けてもえは「タニーさん、ありがとうございました。デビュー戦は一度きりしかないので、悔いにならないように全力で頑張りたいです。」と語った。

 

 

 

◆第1試合 タッグマッチ30分1本勝負

横山佳和&○サマス(9分57秒 片エビ固め)佐野直&MASA✩TAKA×

※ハイアングルパワー・ボム


 

前回の板橋大会で高岩の番人シリーズ第一弾に出場したMASA☆TAKAが連続参戦。横山&サマスとの初対決に臨んだ。試合前から横山を挑発する佐野。試合は佐野vs横山でスタート。ロックアップから横山がロープに詰めクリーンブレイク。再度、ロックアップ。今度は佐野がロープに詰める。ブレイクとみせて横山の両腕をロープに掛けて絞め上げる。手探りからバックに回った横山。佐野がバックを取り返すと、前から佐野の腕を取って捻る。なんとかロープに逃れた佐野。サマス、MASA☆TAKAに交代。力比べでサマスが余裕をみせて押し潰し、そのままグランドで潰していく。さらにサマスがドラゴンスリーパー。

 

 

ロープに逃れたMASA☆TAKAがヘッドシザースを決めるが、ロープ際だったため、ブレイク。サマスがMASA☆TAKAをロープに詰め踏みつけ。代わった横山にMASA☆TAKAがエルボー連打。横山がヘッドバットで動きを止めてエルボードロップでカバーもカウント2。代わったサマスがラリアット。

 

 

MASA☆TAKAが起き上がるのを待ってエルボーの打ち合い。MASA☆TAKAが連打でロープ際に追い込み首投げからスリーパー。

 

 

サマスがロープに逃れる。代わった横山がMASA☆TAKAをコーナーに追い込んでのチョップ。ラリアットをかわしたMASA☆TAKAがドロップキックを決め佐野に交代。

 

 

佐野がエルボー連打。サマスがカットに入るが逆にサマスを蹴散らした佐野がナックル連打。

 

 

横山がショルダーフリップ。佐野がMASA☆TAKAに横山がサマスに交代。

 

 

MASA☆TAKAがドロップキック4連発もこらえたサマスがラリアット、振り子式バックドロップでカバーもカウント2。サマスがハイアングルパワーボムでMASA☆TAKAからカウント3を奪った。

 

 

 

◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負

×こゆき(11分18秒 外道クラッチ)デボラK○


 

前回の板橋大会において、最初で最後の参戦を果たしたデボラK。試合後、デボラの前に立ったのはデビュー戦でデボラと対戦したこゆきだった。デビュー戦以来のデボラとの再戦を要求したこゆきに、デボラもhotシュシュ連続参戦を了承。4月27日の引退試合を前にこゆきとのシングルマッチを実現させた。ロックアップでスタートした一戦は両者が退かない押し合い。さらにタックルの打ち合いはデボラが打ち勝ちカバーもカウント2。デボラがこゆきの髪を掴んでぶん投げる。さらに踏みつけからスリーパーへ。デボラがサーフボード、逆片エビ固め。

 

 

しのいだこゆきがタックルを決め、上を取ってのエルボーの連打。

 

 

反転したデボラが上を取ってエルボー連打。起き上がってのエルボーの打ち合いからこゆきがローキックでデボラの動きを止める。

 

 

こゆきがカウンターのランニングネックブリーカードロップ。カバーもカウント2。こゆきがフェイスロック。

 

 

ロープに逃れたデボラがスピアーでカバーもカウント2。こゆきがボディスラムからエルボードロップ、セントーンでカバーもカウント2。

 

 

こゆきがミサイルキックでカバーもカウント2。こゆきがファイヤーマンズキャリーを狙うが、デボラが逃れてSTO。スライディングの延髄ラリアットでカバーもカウント2。

 

 

デボラが極楽固め。こゆきがロープエスケープ。コーナーに上がるデボラをこゆきがデッドリードライブ。こゆきがファイヤーマンズキャリーから振り子式バックフリップ。カバーもカウント2。こゆきがダイビングセントーンもデボラがかわす。デボラがバックフリップ。カバーもカウント2。両者ダウン。両者が膝立ちでエルボーの打ち合い。起き上がったところでデボラがダブルハンマー。

 

 

低空ドロップキックでこゆきを倒し、外道クラッチでカウント3を奪った。
試合後、マイクを手にしたデボラはこゆきの成長を評価し、最後は両者がお互いの健闘を称えあった。

 

 

 

◆第3試合 高岩試練の番人シリーズ第二弾 シングルマッチ15分1本勝負

○高岩竜一(6分45秒 片エビ固め)ビッグベアー×

※デスバレーボム


 

インディの重鎮である佐野直をして「あの人は素人」と言うように、その弱さに定評があるビックベアー。しかし、肉体の弱さに対しての気持ちの強さがビックベアーの不思議な魅力であり、インディ界で独自の世界観を作り出してもいる。ゴングと同時にコーナーの高岩に奇襲を仕掛けたビッグベア―はエルボー、アッパーカットと打撃を連発する。

 

 

しのいだ高岩は「来い!」と片手を上げるが、そこのビックベアーはいない。なおもビックベアーのいない方向を向いて構える高岩。

 

 

遂に待ちきれずにビックベアーが「ここだ!ここだ!」とアピールしドロップキック。はたき落とした高岩がビックベアーを場外に落としチョップ、ボディスラム。フラフラ状態のビッグベア―をリングに戻すとボディスラムから逆片エビ固め。

 

 

ロープに逃れたビッグベア―がチョップで反撃も高岩は無反応で仁王立ち。食い下がるビッグベアーに「うるせえ!」と高岩がラリアット。起き上がったビッグベア―がチンクラッシャーからレッグラリアット、セントーンでカバーもカウント2。

 

 

追撃に出るビッグベアーをコーナーに叩きつけた高岩が串刺しラリアット、ダイビングエルボードロップでカバーもカウント2。高岩がラリアットでカバーもカウント2。

 

 

高岩がデスバレーボムでカバー。カウント2で高岩がビックベアーの頭を起こし「まだだ!」とアピール。もう1発、デスバレーボムを決めカバーも再度、カウント2でビックベアーの頭を上げ、3度目のデスバレーボム。これで3カウントを奪った。

 


試合後、リングに上がったスーパーバイザーのタニー、田村様より、5月25日の北沢大会で行われる番人シリーズ第三弾の相手がビースト村山に決定したことが伝えられた。

 

 

ビースト村山は5月13日にPPPTOKYOで石川修司を相手にデビューする筋トレYouTuberであることが説明され、珍しく高岩も興味を示した様子。村山にとってはこれがデビュー2戦目となるだけに、高岩が番人としてどのような戦いをみせるかが注目される。

 

 

◆第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負

星いぶき&しのせ愛梨紗&×緋彩ませ(15分8秒 片エビ固め)藤田あかね&キク&Himiko○

※セカンドロープからのギロチンドロップ


 

いぶき&愛梨紗&ませの『アンバランス』タッグがついに実現した。田村様いわく「いぶきと愛梨紗はませを守らなければいけない」ませのボディーガードであり、「hotシュシュには私がいる!」というませの思いを結果に結びつけなければならない。対するは昭和トリオ。先に入場したアンバランスがLIVEパフォーマンスからコールを受ける。

 

 

後から入場してきた昭和トリオが3人でポーズを決めているところを急襲し、3人まとめてコーナーに振ると、愛梨紗が串刺しボディアタック、いぶきも串刺しボディアタック。

 

 

さらに2人でませを抱えての串刺しキックを決め、キクを捕まえてアンバランスがポーズを決める。

 

 

しかし、ここでキクvsませになると、キクが圧倒する。代わったHimikoが逆エビ固め。いぶきと愛梨紗がませの手を引っ張ってロープブレイクに持ち込む。

 

 

Himikoがサーフボード。代わったあかねが踏みつけ。

 

 

ボディスラムを狙うが、逃れたませがバックに回ってケツキック。

 

 

クロスボディを狙うがあかねがキャッチ。前に落としてエルボードロップ。カバーもカウント2。

 

 

ませがバックに回っての丸め込みもカウント2。代わったいぶきがあかねとタックルの打ち合い。いぶきがカウンターのランニングネックブリーカードロップ。あかねをコーナーに振ろうとするが、切り返したあかねが串刺しショルダーアタックでカバーもカウント2。ファイヤーマンズキャリーを逃れたいぶきが逆水平チョップ。

 

 

あかねがエルボーで返す。Tシャツを着ているあかねがあまりダメージを受けていないことに気づいたいぶきがTシャツを脱がせてチョップ連打。

 

 

自軍コーナーにタッチを求めるあかねだが、キクとHimikoが慌てて逃げる。いぶきがチョップ連打からダブルチョップでカバーもカウント2。

 

 

あかねがカウンタータックルを決めキクと交代。キクがドロップキックもかわしたいぶきがビックブーツ連打。

 

 

正面ドロップキックでカバーもカウント2。いぶきのチョップをかわしたキクがダブルニーアタック、Himikoとのダブルドロップキックでカバーもカウント2。

 

 

いぶきがカウンターのトラースキックを決め愛梨紗と交代。愛梨紗が串刺しボディアタック2連発でカバーもカウント2。愛梨紗が脇固め。

 

 

ロープに逃れたキクに愛梨紗が飛び込みのクロスボディでカバーもカウント2。キクがDDTを決めれば、愛梨紗もお返しのDDT。キクが膝蹴り連打から飛び込みの丸め込みもカウント2。キクがランニングニーアタックでカバーもカウント2。

 

 

代わったHimikoがドロップキック2連発。愛梨紗がチンクラッシャー、タックルでカバーもカウント2。Himikoが河津落とし、アームブリーカー。いぶきがカットに入り、Himikoにチョップ。愛梨紗がフィッシャーマンズクラッシャーでカバーもカウント2。代わったませがヘッドシザースドロップでカバーもカウント2。ませがおんぶスリーパー。コーナーに叩きつけて逃れたHimikoにませが飛びつきのアームブリーカー。

 

 

Himikoがロープに逃れ足払いから脇腹への低空ドロップキック、キャメルクラッチ。いぶきと愛梨紗がカット。Himikoを囲ってシェイクしダブルフェイスクラッシャー。

 

 

ませがフットスタンプ3連発でカバーもカウント2。Himikoが一本背負いからスリーパー、串刺しエルボーからフェイスクラッシャーでカバーもカウント2。Himikoをコーナーに押し込んだいぶきがませを抱え上げての串刺し攻撃を狙うが、いぶきの正面にあかねが仁王立ち。

 

 

ませを落としHimikoが逆エビ固め。ませがロープへ。Himikoがボディスラムでカバーもカウント2。Himikoがギロチンドロップでカバーもカウント2。ませがカウンターのクロスボディでカバーもカウント2。クロスボディをキャッチしたHimikoがアバランシュホールドでカバーもカウント2。

 

 

Himikoがコーナー2段目からのダイビングギロチンドロップでカウント3を奪った。


〈試合後のリング上〉
タニー「アンバランスのみんなで組んでもやっぱりませのことが守れなかったですね。」
田村様「愛梨紗、どういうことだ、これは!」
ませ「田村さん、タニーさん、怒らないでください。いぶきさんと愛梨紗さんは頑張ってくれました(と涙ぐむ)。ませが弱いからダメなんです。」

愛梨紗「わかっているなら強くなれよ。」
いぶき「もっともっとうちらでませを鍛えなおすよ。」
タニー「組んで守ることに限界を感じ始めているので、対角に立ってませの戦闘能力を上げていくっていうのもありだよね。」
愛梨紗「いいですね。いいですけど、ませのパートナーどうするんですか?」
タニー「ませ、誰と組みたい?」
ませ「3月のTOKYO SQUARE大会のときに、薮下選手が応援しているよって言ってくれました。」
愛梨紗「嘘つくな!おいおい!盛ってる,盛ってる!」

 


※ませが泣き出す。リング上がやや混乱する。
タニー「今日は薮下選手がチケットを売りに来ているので、ませが嘘ついてるのかどうか。」
※薮下がリングイン。

 


薮下「大人げないなあ、もう。私、ませちゃんのファンなんです。ガチでYouTubeで泣きながら後ろ受け身を教わっているのを見て、本気だと思って、その前からませちゃんいいな~ってずっと思ってたんですけど、私、ませちゃんの言うことだったらなんでも聞くよ。」

タニー「北沢大会でませとタッグを組んでもらえますか?」
薮下「もちろんです!(いぶきと愛梨紗に)あんたらじゃなくて、私がませちゃん、鍛えてあげる。関節技と絞め技覚えようね。」
愛梨紗「打撃、覚えようね。」
薮下「打撃?打撃なんかね、関節技と絞め技は小さいませちゃんでも確実に取れるから、必殺技覚えようね。」
※薮下がリングを降りる。
ませ「薮下さん、よろしくお願いします。いぶきさん、愛梨紗さん、対戦、よろしくお願いします。」
タニー「(キクに)話は変わるんですけど、3月のアイスさんのTOKYO SQUARE大会のときに、ませの持っていたキラキラ棒を神楽坂ミサ選手が盗んだまま、帰っちゃったんですよ。それをキクさんに獲り返してほしいなって。」
キク「そういうのは自分で獲り返したほうがよくないですか?」
タニー「hotシュシュを守るために頑張っているんですよね?それもある意味では…。」
田村様「よーしわかった!」
キク「いやいやいや!」
田村様「(キクを無視して)5月25日の北沢大会、緋彩ませは薮下めぐみと組んで、星いぶきとしのせ愛梨紗と戦え。そしてキク。神姫楽ミサと戦って、キラキラ棒を取り返すこと。全員、hotシュシュを守るために戦おう。これが正式決定だ!今、田村様が決めた!ケッテー!」