大会情報

大会情報  2024-06-29 (土)

hotシュシュ-REBORN-

「hotシュシュ-REBORN-」

2024年6月29日(土)

17時40分開場/18時00分開始

観衆:57人(満員)

 

◆第1試合 シングルマッチ20分1本勝負

○星ハム子(8分18秒 ギブアップ)緋彩ませ×

※逆エビ固め

 

◆第2試合 モンゴル試練の番人シリーズ第1弾 シングルマッチ20分1本勝負

○ミス•モンゴル(10分49秒 ギブアップ)ガキにゃん仮面×

※変形ラクダ固め

 

◆第3試合 シングルマッチ20分1本勝負

○横山佳和(14分3秒 片エビ固め)サマス×

※ダイビングエルボードロップ

 

◆第4試合 タッグマッチ30分1本勝負

キク&○しのせ愛梨紗(21分11秒 片エビ固め)ゆづき&芭奈子×

※シャイニング•ウィザード

 

【オープニング】


 

新体制によるhotシュシュの『REBORN』大会は、会場となったレッスル武闘館に満員の観衆を集めて行われた。オープニングでは今までどおり、スーパーバイザーの田村様とタニ―・マウスがリングに上がり、初見の観客も意識してか、対戦カードの紹介では見所に合わせて選手の特徴なども解説。さらに2人が選手の役につき、実際に試合する動きを披露しながら、試合中のコールの練習で観客とのコミュニケーションを取った。

 

 

2人のMCのあとは選手入場。田村様とタニ―がかつて所属していた団体NEO女子プロレスのテーマ曲を使用し、所属全選手がリングに上がり、「hotシュシュの情熱はここにあるーっ!」の指さしポーズで大会の開幕を宣言した。

 

 

入場式のあとはアイスリボンのアイドルユニットのH!Flyが新生hotシュシュの船出を祝ってのスペシャルライブ。しかも現メンバーの星いぶき、しのせ愛梨紗に、旧メンバーの真白優希が加わった3人体制でのという激レアライブで会場を盛り上げた。

 

 

 

◆第1試合 シングルマッチ20分1本勝負

○星ハム子(8分18秒 ギブアップ)緋彩ませ×

※逆エビ固め


 

アイスリボンの星ハム子がhotシュシュ初参戦。孫とはいかないまでも、実娘のいぶきよりもはるかに年下の緋彩とのシングル戦に臨んだ。ロックアップでスタートもハム子がパワーで緋彩を吹っ飛ばす。「来い!」と左手を挙げて力比べをアピールする緋彩に、ハム子が応え、またもパワーで押し倒していく。ブリッジで耐えた緋彩だが、ウエイトを乗せて潰したハム子。ボディシザーズで下から仕掛ける緋彩だが、緋彩の頭を押さえ込んで立ち上がったハム子。持ち上げられた緋彩は着地するとチョップを繰り出すが、前転でかわしたハム子は寝転がってのセクシーポーズ。棒立ちでこれを見つめる緋彩に表情の変化はなし。

 

 

ノーリアクションに耐えられなくなったハム子が「まだわかんないようね。」と緋彩に歩み寄ると、固まっている緋彩を抱え上げ、ボディスラムを狙って持ち上げるも、バタついて逃れた緋彩がカニばさみでハム子を倒し、おてんばダッシュ。

 

 

ハム子の左腕にフットスタンプを入れ、その腕を取ってマットに叩きつける。さらに腕を取ったまま、横からハム子の側頭部を踏みつけてポーズを決めた緋彩。

 

 

腕を取ったままロープに腕をからめると、自らエプロンに立っての腕折り攻撃。リングに戻った緋彩はハム子をロープに振ろうとするが、ハム子がこらえる。自らロープに飛んだ緋彩。ハム子が寝転がると、ハム子を飛び越えた緋彩はハム子の横に寝転がり、ニコニコポーズ。

 

 

思わず「可愛い~♡」と顔がほころぶハム子だが、上体を起こし、緋彩を転がせてカバー。カウントは2。緋彩の髪を鷲掴みにするハム子。会場からは大ブーイングが起こる。

 

 

さらに緋彩の腕に噛みつくハム子。さらにコーナーに緋彩を引き込みコーナーに乗ったハム子が腹ウォッシュ。

 

 

フラフラとマットに倒れる緋彩を引き起こし、再度、コーナーに連れ込みお・し・り・ダーッ!

 

 

緋彩がエルボー連打で反撃。さらにハム子のつま先を踏みまくると、自らロープに飛んでクロスボディでハム子を押し倒しカバーもカウント2。

 

 

緋彩がリバースフルネルソンを決めてブリッジで絞め上げる。さらにダイビングボディアタックでカバーもカウント2。

 

 

再度、コーナーに上がった緋彩だが、追いついたはむ子がファイヤーマンズキャリーで抱える。バックに回った緋彩がおんぶスリーパー。

 

 

ロープに逃れたハム子をバックに回って丸め込む。カウントは2。バックの取り合いからハム子の股の間を後ろからくぐった緋彩はハム子を挑発。ハム子がバックを取り、緋彩を抱え上げるが、緋彩はカサドーラで丸め込む。

 

 

カバーもカウント2。コルバタでハム子を吹っ飛ばした緋彩が起き上がったハム子に飛び掛かるも、ハム子が腹アタックで応戦しボディアタックでカバーもカウント2。ハム子がボディアタックでカバーもカウント2。追い込んだハム子が最後は逆エビ固めを決め、緋彩からギブアップを奪った。

 

 

 

◆第2試合 モンゴル試練の番人シリーズ第1弾 シングルマッチ20分1本勝負

○ミス•モンゴル(10分49秒 ギブアップ)ガキにゃん仮面☆×

※変形ラクダ固め


 

新体制に変わるタイミングでhotシュシュから一旦去ることをアピールしていたモンゴルだが、これをまったく無視した田村様が“ケッテー!”事案として打ち出したのが、モンゴル試練の番人シリーズ。その第1弾の対戦相手は13年2月19日に西口ドア・阿佐ヶ谷大会でのばってん多摩川戦でデビューし、現在、社会人プロレス団体『プロレスリング・サッポロ』で活動中のガキにゃん仮面☆。ゴングと同時に観客の声援を受けたガキにゃんはポーズを決めて声援に応える。その様子を見ていたモンゴルがガキにゃんの背後から鞭を打ちまくる。ガキにゃんをロープに飛ばして鞭をフルスイングするも、これをかわしたガキにゃんがエルボーで反撃も、モンゴルの強烈エルボーを浴び、さらに鞭をフルスイングされてしまう。

 

 

さらに鞭で首を絞め上げるモンゴル。さらにモンゴルがロープ際での首絞めから鞭でのスパンキングからボディスラムでカバーもカウント2。

 

 

ガキにゃんをコーナーに追い込みモンゴルが串刺しのヒップアタック、ブレーンバスターでカバーもカウント2。ガキにゃんを引き起こして後頭部へのパンチから倒れたガキにゃんにストンピング。上体を起こしたガキにゃんがエルボーで食らいつくがラリアットでモンゴルが吹っ飛ばしカバーもカウント2。モンゴルがファイヤーマンズキャリーもバックに回ったガキにゃんが後方回転エビ固めでカバーもカウント2。ロープ際に追い込んだモンゴルがマスクはぎ。

 

 

必死にこらえるガキにゃんをモンゴルがサーフボードで前方に押し潰すが柔軟性のあるガキにゃんは開脚して上体をマットにくっつける。モンゴルがそのまま倒れ込みガキにゃんの腰を絞め上げる。逃れたガキにゃんに強烈な張り手を叩き込むモンゴル。ガキにゃんがエルボーで応戦も張り手で返されてしまう。モンゴルがボディスラムでカバーもカウント2。ガキにゃんがバックに回っての丸め込みもカウント2。

 

 

ガキにゃんが低空ドロップキックからフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、モンゴルがこらえる。ガキにゃんが延髄ハイキック、フィッシャーマンズ・スープレックスでホールドもカウント2。

 

 

ガキにゃんがダイビングボディアタック、スリーパーもモンゴルがコーナーに叩きつけ逃れる。モンゴルの飛び込みを蹴りでかわしたガキにゃんが後方回転エビ固めもカウント2。モンゴルがトーキックからファイヤーマンズキャリーも再度、ガキにゃんが後方回転エビ固めもモンゴルが押し潰してカバー。カウントは2。モンゴルが逆エビ固め。こらえたガキにゃんだが、モンゴルが飛び込みラリアット。カバーもカウント2。モンゴルがセントーンでカバーもカウント2。

 

 

モンゴルが変形キャメルクラッチを決めギブアップを奪った。
試合後、田村様とタニーがリングに上がり、まずガキにゃんの健闘を称える。

 

 

寝ころんだままのガキにゃんにマイクを向けると、ガキにゃんは絞り出すようなか細い声で「またhotシュシュ、出たいです。」と語った。続いて2人は「番人、頑張ってるじゃーん!」とモンゴルに声を掛け、第2弾の対戦相手を発表。

 

 

田村様が格闘技にも長けたマスクウーマンのナギ(Hプロダクション所属)を指名した。「知っているけど、対戦は望んでないよ。関節(技を使うヤツは)嫌だって。私に何かうまみがあるの?何もないじゃん、メリットが。」と消極的なモンゴル。そこでタニ―が「わかりました!うまみを用意します。モンゴル選手のギャランティに少し気持ちを乗せたいと思います。」とギャラアップを約束。

 

 

それでも乗ってこないモンゴルだが、その様子を見ていたはずの田村様が「よーし分かった!ミス・モンゴル試練の番人シリーズ第2弾!ミス・モンゴルvsナギ!これは正式決定だ!田村様が決めた!ケッテー!」と例によってモンゴルを無視し、決定事案にしてしまった。

 

 

◆第3試合 シングルマッチ20分1本勝負

○横山佳和(14分3秒 片エビ固め)サマス×

※ダイビングエルボードロップ


 

hotシュシュ所属唯一の男子レスラーのサマスはコーチ役の横山との初シングル戦。試合はロックアップでスタート。サマスがヘッドロックに決めるもバックに回った横山が腕を決める。すかさず切り返したサマスがフロントヘッドロック。ロープブレイクから横山がタックル。こらえるサマス。ロックアップからヘッドロックの取り合い、タックルの打ち合いへ。打ち勝ったのはサマス。さらにコーナーに横山を追い込み、ロープ渡りも横山がロープを揺らし、サマスが場外転落。

 

 

横山が追い、サマスを鉄柱、客席に叩きつける。

 

 

リングに戻した横山がストンピングも起き上がったサマスがストンピングのお返しからキャメルクラッチ、アームブリーカー。

 

 

横山が切り返してフェイスロックへ。しかし腕のダメージからロックを離してしまう。起き上がったサマスが横山の腕を取るとマットに固定してニードロップを落とす。さらにエルボーで反撃に出た横山がロープに飛んだサマスをアバランシュホールドで叩きつけ、更に串刺しスピアー、リバーススプラッシュでカバーもカウント2。横山がファイヤーマンズキャリーもバックに回って着地したサマスがバックドロップでカバーもカウント2。

 

 

サマスが延髄ハイキック、コーナーに倒れ込んだ横山にコーナーtoコーナーで側頭部にドロップキックを見舞ったサマスがカバーもカウント2。

 

 

サマスがパワーボムを狙うが横山がこらえるとバックに回ってのバックドロップ。すぐに起き上がったサマスが飛び込みラリアット。

 

 

両者ダウン。ラリアットの相打ちからサマスがブレーンバスターでカバーもカウント2。サマスがランニング・スリーでカバーもカウント2。

 

 

サマスのラリアットをダブルチョップでカットした横山がラリアット2連発から雄たけびを挙げてのデスバレーボムでカバーもカウント2。

 

 

サマスを引き起こした横山は2発目のデスバレーボムを決めると、ダイビングエルボードロップでカウント3を奪った。

 

 

 

◆第4試合 タッグマッチ30分1本勝負

キク&○しのせ愛梨紗(21分11秒 片エビ固め)ゆづき&芭奈子×

※シャイニング•ウィザード


 

ハム子同様にアイスリボンからしのせ愛梨紗がhotシュシュ初参戦。元アイスのキクとは今回が初タッグ。純hotシュシュタッグのゆづき&芭奈子ともこれが初対戦となった。H!Flyで入場してきた愛梨紗は試合でも先発を買って出る。先発に出た芭奈子と向かい合うもゆづきが入り、芭奈子と2人で愛梨紗をコーナーに叩きつけ、串刺し連係。さらに2人でロープに愛梨紗を振るが、愛梨紗がカウンターのクロスボディで2人を倒す。

 

 

芭奈子をコーナーに詰めての踏みつけ攻撃、さらにロープ際に引っ張って後ろからロープに乗った愛梨紗が鼻フックを決めカバーもカウント2。

 

 

代わったキクがボディスラム、ミドルキックの連打から飛びつきの前方回転エビ固めもカウント2。代わった愛梨紗がキャメルクラッチから鼻フック、さらに芭奈子のバナナヘアを鷲掴みにして、バナナの皮むき。

 

 

しのいだ芭奈子が横入り式エビ固めもカウント2。代わったゆづきがタックルで愛梨紗を吹っ飛ばす。ボディスラムからサーフボード。

 

 

タッチを求める芭奈子に交代。愛梨紗がカウンターのタックルで芭奈子を吹っ飛ばす。代わったキクがコーナーに芭奈子を詰めての膝蹴りから変形レッグロック。ゆづきがカット。芭奈子が串刺しのローリングエルボーもコーナーに上がったキクがキャッチしてのスリーパー。

 

 

キクの頭を掴み前方に投げた芭奈子がダイヤル固めもカウント2。ロープに逃れたキクに芭奈子が低空ドロップキックでカバーもカウント2。

 

 

キクがミドルキックからサッカーキック、ロープに飛んで後頭部への低空ドロップキックでカバーもカウント2。キクが足4の字固め。ロープに逃れた芭奈子が串刺しドロップキック2連発から反対コーナーにキクを振ってローリングエルボーでカバーもカウント2。

 

 

代わったゆづきがボディスラム、コンバイン、逆片エビ固め。

 

 

キクがロープに逃れるもロックを離さずに鎌固めへ。愛梨紗がカット。キクが膝蹴り連打。

 

 

ゆづきが前方回転からの膝十字固め。ロープに逃れたキクがミドルキック連打もゆづきもエルボーで応戦。

 

 

キクが脇固めでテイクダウンさせる。キクが三角絞めに移行もゆづきが持ち上げる。

 

 

ロックを外さないキクをカバーもカウント2。バックの取り合いからゆづきがフェイスクラッシャーでカバーもカウント2。キクがカニばさみでゆづきを倒し、チキンウイングからの丸め込みもカウント2。代わった愛梨紗がドロップキック、エルボー連打。

 

 

ゆづきも打ち返す。打ち合いから愛梨紗がチンクラッシャークロスボディ。

 

 

芭奈子が入りゆづきとのダブルブレーンバスター、ダブルエルボードロップでゆづきがカバーもカウント2。

 

 

ゆづきのラリアットをかわした愛梨紗が河津落としからカバーもカウント2。ゆづきが飛び込みラリアットでカバーもカウント2。

 

 

ゆづきがボディプレスでカバーもカウント2。代わった芭奈子がフライングクロスチョップでカバーもカウント2。

 

 

芭奈子が丸め込みを連発もいずれもカウントは2。芭奈子がドロップキック。

 

 

エルボーの打ち合いから愛梨紗がタックルでカバーもカウント2。愛梨紗がキャメルクラッチ。ロープに逃れた芭奈子に低空クロスボディ。

 

 

カバーもカウント2。キクと2人で芭奈子をロープに振る。芭奈子がクローズラインをかわし、ゆづきが入って2人にラリアットもキクと愛梨紗がかわし、ゆづきにダブルドロップキック。芭奈子がキクと愛梨紗にドロップキック。芭奈子が愛梨紗を押さえ、ゆづきがラリアットも愛梨紗がかわし芭奈子にラリアットが誤爆。愛梨紗がネックブリーカードロップでカバーもゆづきがカット。続けて愛梨紗がシャイニングウィザードを決め、芭奈子から3カウントを奪った。

 


試合後、マイクを手にした愛梨紗は「勝ったよー!私、hotシュシュ初参戦で試合するのちょー楽しみにしていたんですけど、こんなへんてこ頭、私1人でも倒せたでしょう!」と余裕の一言。

 

 

これに怒ったのがゆづき。愛梨紗に毒づくと愛梨紗は「汗っかきのデブが何か言ってるよ。」と返す。さらに怒りを爆発させたゆづきが愛梨紗に突っかかる。

 

 

キクが「まあまあまあ。愛梨紗もちょっと言い過ぎ。」と割って入ると「うるせえばばあ。」と愛梨紗。完全にhotシュシュ全員を敵に回した愛梨紗。田村様とタニ―が入って、hotシュシュ勢を止めるとタニーが「しのせ選手、アイドルだけかと思ったら、めっちゃ根性あるじゃん。」と愛梨紗を称える。

 

 

めちゃめちゃ笑顔の愛梨紗は「愛梨紗、hotシュシュに求められちゃっている感じ~?まあ、このバナナ頭から倒してやるよ!」と改めて芭奈子を対戦相手に指名。これを受けてタニーが「次回、しのせ愛梨紗対芭奈子のシングル決定します!」とその場でカードを決定。余裕の表情の愛梨紗といきり立つhotシュシュ勢。「これがREBORNか!」とゆづき。「そうだよ、hotシュシュREBORNはこうやって成長していくから。芭奈子がしのせ選手を倒すのを見ようよ。」とし、選手を丸め込む。最後はゆづきがマイクを持ち、会場のファンに挨拶すると出場選手をリングに呼び込み「hotシュシュの情熱はここにあるーっ!」で大会を締めた。