大会情報

大会情報  2023-04-12 (水) 18:30~

「hotシュシュプレ旗揚げ戦」

「hotシュシュプレ旗揚げ戦」

2023年4月12日(水)レッスル武闘館

18時30分開場/17時00分開始

観衆:60人

 

◆シングルマッチ10分1本勝負

〇僕の可愛い雪うさぎちゃん(7分56秒 ウサドーラ)パピヨン朱美×

 

◆シングルマッチ10分1本勝負

△谷津嘉章(時間切れ引き分け)勝村周一朗△

 

【オープニング】

 

千春代表、スーパーバイザーの田村欣子、タニー・マウス、練習生5人のhotシュシュのメンバーがBGMに乗って登場。リングに上がって千春代表が開催を宣言。メンバーが退場したあと、一般人・澤宗紀さんによる獅子舞へ。

 

 

リング下でのパフォーマンスで突如乱入したよしえつねおの頭に噛みついたことが原因で、リング上に移ってのパフォーマンス中に倒れてしまう。

 

 

そこに謎の2人組が現れ、大きな歯ブラシと歯磨き粉を手になにやら謎の儀式を行うと、澤宗紀さんが復活。

 

 

3人(ポポチョリス)でhotシュシュの船出を祝う舞いを披露した。




【お笑いライブ】

獅子舞に続いて、MIOと海乃月の『レディーゴング』、ガンバレ☆プロレスのHARUKAZEとおおのまりあの『ネバーギブアップ』による漫才、よしえつねおによるお笑いライブが行われた。

 

レディーゴング



ネバーギブアップ

 

よしえつねお


【トークショー1】

 

千春代表とスーパーバイザーの田村欣子、タニー・マウスがhotシュシュプレ旗揚げ戦に至るまでのエピソードを語り合った。

 

 

途中、田村が練習生の頑張りを語るうちに、突如、言葉を詰まらせて泣き出し、それにつられて千春代表も涙。タニ―が苦笑いという場面もあり、新団体の船出を感じさせるトークショーになった。

 

◆シングルマッチ10分1本勝負

〇僕の可愛い雪うさぎちゃん(7分56秒 ウサドーラ) パピヨン朱美×

 

千春代表の親友である雪妃真矢がhotシュシュ限定キャラの『僕の可愛い雪うさぎちゃん』で登場。いきなりパピヨンの奇襲攻撃を受け、ストンピング、ナックルに防戦一方となった雪うさぎ。

 

 

パピヨンはさらにボディシザースで絞め上げ、再びストンピング、コーナーでのナックル攻撃から対角に振る。コーナーに飛ばされた雪うさぎはカウンターの蹴りを決めると、飛び込み式の片足ドロップキックをヒットさせ、エルボー連打から浴びせ倒しでカバーもカウント2。

 

 

首4の字に出た雪うさぎはさらにパピヨンの腕を取り、指折りを狙う。

 

 

なんとか反転して逃れたパピヨンにストンピングを連打した雪うさぎはコーナーに上がるが、追いついたパピヨンがデッドリードライブから起き上がった雪うさぎに裏拳を決めカバーもカウント2。

 

 

雪うさぎをロープに振ろうとするパピヨンだが、ロープを掴んでこらえた雪うさぎはパピヨンの足を刈ってテイクダウンさせると顔面にスライディングキックを入れ、コーナーから「ぴょーん」とダイビングボディアタック。

 

 

カバーに入るもカウントは2。ロープに飛ぼうとした雪うさぎだが、コスチュームを掴んだパピヨンが引き止める。その場で仁王立ちになった雪うさぎがパピヨンの気配に気づき、ソバットを決めるが、パピヨンはカウンターのラリアットを叩き込む。

 

 

カバーに入るパピヨン。雪うさぎがキックアウトしても、カバーを繰り返すもいずれもカウント2。

 

 

スタミナを奪われた雪うさぎを肩車にして持ち上げたパピヨン。リングを半周したところで、雪うさぎが高角度のエビ固めで切り返しカウント2。

 

 

起き上がったパピヨンに「ぴょーん」と飛びついた雪うさぎはカサドーラならぬウサドーラを決めカウント3を奪った。



【トークショー2】

 

週刊プロレス編集長の湯沢直哉氏と千春代表のトークショーがよしえつねおが進行役となって行われた。湯沢氏と千春代表は業界の同期であり、千春代表がプロレスラーとしてデビューしたSPWFを湯沢氏が記者として担当していた頃からの付き合いで、湯沢氏が持ち込んだ缶ビールで乾杯したあと、千春代表がhotシュシュ旗揚げの経緯を語り、最後は湯沢氏が千春代表へのアドバイスを送るなど、2人の絆を感じさせるトークショーになった。

 

 

◆シングルマッチ10分1本勝負

△谷津嘉章(時間切れ引き分け)勝村周一朗△

 

千春代表がプロレスラーとしてデビューした団体SPWFの代表であり、千春代表にとってはプロレスの師匠である谷津と、木口道場の兄弟子である勝村によるシングルマッチ。手探りから谷津のバックに回った勝村が谷津の左足を刈ったところで、谷津がロープを掴みロープブレイク。ロックアップから勝村がロープに詰める。

 

 

谷津がブレイクをアピールし離れる。スタンディングで谷津がバックに回り込みテイクダウンさせる。

 

 

グランドでバックを取り返した勝村だが、谷津がロープを掴みブレイク。

 

 

谷津が片足タックルを決めるが、勝村が下から腕を決めアームロックへ。谷津がロープに逃れる。ロックアップから勝村がバックに回るも、谷津がカニばさみでテイクダウンさせてバックを取る。

 

 

アームロックを狙うも勝村が逃れてサイドに回りバックを狙う。谷津が反転して逃れる。スタンドで接近した谷津が義足の右足で蹴りを入れる。

 

 

さらにロープに振って義足キック。「凶器だ!」とアピールする勝村だが、澤レフェリーは義足も体の一部として凶器とは認めない。蹴りを狙う谷津を勝村がアームホイップで2度、マットに叩きつける。

 

 

倒れた谷津の義足にストンピングを入れる勝村。「ここ蹴られても痛くないよ!」とアピールする谷津。

 

 

ならばと起き上がった谷津のボディに膝を入れた勝村は首投げからマウントを取ると、腕十字を狙ってサイドに回る。谷津が必死にグリップを握ってディフェンスすると、勝村は右腕から左腕へスライドしてグリップを切る。

 

 

体を反らせて足をロープに伸ばした谷津。ブレイクとなるも、先に起き上がった勝村が谷津の背にストンピングを入れる。これをしのぎ起き上がった谷津はレッグラリアットの形で義足でのカウンターの蹴りを入れ、さらにロープに振っての義足ミドルキックをヒットさせると、ブルドッキング・ヘッドロック。

 

 

組み合いから勝村が谷津をコーナーに振り、串刺しドロップキック。

 

 

谷津がタックルからサイドに回りバックドロップを決めるが、マットに叩きつけられる際に、勝村が体を返して上を取ると谷津の腕を引き込んでアームロックを狙う。ロープに逃れた谷津を倒してコーナーに上がった勝村がアトミック・ボムズ・アウェイ。

 

 

起き上がった谷津が勝村の飛び込みを抑え、パワースラムを決める。

 

 

続けて、監獄固めを狙った谷津だが、勝村が体を反転して切り返したところで試合終了のゴング。10分時間切れに終わった。

 



【試合後の谷津嘉章】


「千春代表のご依頼でシングル戦をやらせてもらって、なかなか楽しかったですよ。シングル戦は自分のペースでできるから。タッグだと相手のペースも気にしなきゃいけないからね。(思うような動きは)無理、無理。だけど、こんなハンディ持ってやっている中ではね。体調によってこれ(=義足)が痛くなったり、痛くならなかったり合わないときがあるんです。今日はどっちかというと合わなかったんですけど、リングに上がってしまえば、痛さなんて飛びますね。終わったあと、あと10分ぐらいできるんじゃないかって。10分って短かった感じがしますね。(hotシュシュに関しては)彼女もプロレス界に高校生から入って、順風満帆ってわけにはいかなかったでしょう。いろんな苦労があったり。でも、そこで成長していったと思うんですよ。ハッキリ言って、プロレスラーとしての素質はないから、そういう中で、あの子の頑張りがここまでやってきたのはすごいなって思いますね。あとはプロデュースに専念するだろうから、千春の引っ張っていく力っていうのはhotシュシュに必要だから、新しい人材を発掘したり、アイスリボンといつの日か対抗戦をやったりね、あとはプロレス界の中で、核になれることを期待していますね。まだまだ若いからやろうと思えば、いろんな夢を持っているんだろうから、その夢に向かって、この足じゃ(選手として)協力はできないけど、違うところでメンテの部分とか応援して、まあ、おこがましいけど、やれたらいいかなと思っているね。」

 



【練習生紹介】

 

千春代表とスーパーバイザーの田村欣子、タニー・マウスが再びリングに上がり、練習生を呼び込む。リングに上がった練習生5人が一列に並び、1人ずつリングネームを発表。それぞれのリングネームは「茶色」「ゆづき」「サマス」「佐藤洋平」「桐生健豊」。

 

 

最後は千春代表の誕生日をメンバーが祝福し、千春代表が音頭を取って「私たちホットでディープな個性派集団!ホット~シュシュ!」の掛け声で大会を締めた。
 

 
【大会後の千春代表】

 

「今日はhotシュシュの世界観をお見せすると言っていたのですが、ちょっと方向性が変わりましたね。あくまでもプレ旗揚げなので、今日は。しかもリアル誕生日ということで、本当に私のわがまま興行だったので。大笑いしたかったので。(大笑いは)できました。楽しかったです。(試合では)谷津さんからも勝村さんからもすごくパワーをいただいたので、ありがたかったです。旗揚げの5月14日、新木場1stRINGで今日、ご紹介した練習生がプロデビューしますので(hotシュシュの世界観は旗揚げ戦で見せます)。(対戦カードは)近日、YouTubeで発表します。」


――団体の幕には“プロフェッショナル・レスリング”と入っていますが、そこは旗揚げ戦でアピールできる自信はありますか?
「あります。あくまでもプロにこだわってプロフェッショナル・レスリングにこだわっているので。そこは恥じない自信があると言い切ります。プロテスト合格者の5人はすでにプロの練習に入っています。でも、まだまだ練習生候補というか、プロテストを受ける候補生はいるので。まだいるんですよ、hotシュシュに入りたいという人材が。」


――旗揚げ戦でデビューする選手が増える可能性もある?
「旗揚げ戦は5人です。それ以降の大会で随時、プロテスト合格者からデビューしていくという形ですね。」