大会情報
「hotシュシュ成増大会~夏色~」
「hotシュシュ成増大会~夏色~」
2023年8月13日(日) 成増アクトホール
17時00分開場/17時30分開始
観衆 :83人
◆第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
〇趙雲子龍 (3分12秒 ギブアップ) 佐藤洋平×
※グラウンドゴリースペシャル
〇趙雲子龍(5分12秒 ギブアップ)chou・chou
※カンガルークラッチ
※田村欣子スーパーバイザーの強い要望によりchou・chouの試合を行う
◆第2試合 芭奈子デビュー戦 シングルマッチ20分1本勝負
〇櫻井裕子 (8分39秒 ブレーンバスターホールド) 芭奈子×
◆第3試合 シングルマッチ20分1本勝負
〇今成夢人 (10分30秒 エビ固め) 皇耀×
※タイガードライバー
◆第4試合 Lilyデビュー戦 シングルマッチ20分1本勝負
〇宮本裕向 (11分06秒 片エビ固め) Lily×
※ムーンサルトプレス
◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
サマス&×タニー・マウス (10分55秒 スモールパッケージホールド) ジェーク・ブラドック&ミス・モンゴル〇
※ゆづき体調不良の為、タニー・マウススーパーバイザーが出場
『CLUB ICERIBBON』(全試合配信)
https://youtu.be/_xAdAJJ0ug4
■月額:1,190円
【オープニング】
いつものように前説に出てきた千春代表とスーパーバイザーのタニー・マウス、田村欣子。しかし千春代表から語られたのはまさかのゆづきの欠場。しかも大会当日、会場入りしたゆづきが体調不良を訴え、「本人は這ってでも出ますと言っていましたが、ドクターストップならぬ千春ストップをかけさせていただきました。」(千春代表)。メインのカードが飛んでしまいかねない緊急事態となったが、ゆづきの代打をXとし、メインを決行するとした。涙ぐむ千春代表に代わってスーパーバイザー2人が対戦カードを発表し、オープニングの入場式はいつも通りに行い、hotシュシュ成増大会が幕を開けた。
◆第1試合 シングルマッチ20分1本勝負
〇趙雲子龍 (3分12秒 ギブアップ) 佐藤洋平×
※グラウンドゴリースペシャル
〇趙雲子龍(5分12秒 ギブアップ)chou・chou
※カンガルークラッチ
※田村欣子スーパーバイザーの強い要望によりchou・chouの試合を行う
デビュー後、未だ勝ち星のない洋平は開始と同時に趙雲のコーナーに突進し、趙雲をコーナーに詰めてエルボーのラッシュに出る。防戦一方の趙雲だが、攻撃を止めて「来いよ!」と洋平が距離を取った瞬間に回し蹴りを叩き込む。片膝を衝いた洋平だが、立ち上がるとまたも「来いよ!」と挑発。趙雲は2発目の回し蹴りをヒットさせると、洋平のバックに回り込み、洋平をテイクダウンさせるとアームバーから両手を巻き込み、さらに足も決めながら洋平を追い込んでいく。
必死に我慢する洋平だが、趙雲はグランドコントロールから最後はグラウンドゴリースペシャルを決め一気に絞め上げると、たまらず洋平がギブアップ。試合はわずか192秒で終わってしまった。この結果に激昂したのがリングサイドにいたスーパーバイザーの田村欣子。
「試合したくても出れない人もいるのに、何やってんだ!」と洋平にダメ出しすると、横にいたchou・chouに「いけるか!」と声を掛ける。この言葉に弾かれるようにchou・chouがリングに上がる。趙雲に「お願いします!」と田村がchou・chouとの試合を申し出ると、これを趙雲も了承。第1試合の延長戦として、趙雲vs chou・chouが急遽、実現した。
趙雲にゴングと同時にエルボー連打に出たchou・chouが趙雲をロープに追い込むが、ロープに振るところを逆に趙雲がchou・chouの腕を取ってテイクダウンさせアームバーを狙う。素早くchou・chouが反転し、逆に趙雲の腕を取り、アームバーを決める。
ロープに逃れた趙雲はchou・chouの腕を取り返すとスタンドで腕を絞め上げていく。さらにグランドへと持ち込んだところでchou・chouがロープブレイク。コーナーに趙雲を詰めると串刺しドロップキックを決める。
ロープを背にした趙雲に飛び掛かっていったchou・chouだが、趙雲はchou・chouを場外に落とすと場外へのアトミック・ボムズ・アウェイ。
リングにchou・chouを入れると自分のコーナーの鉄柱に掛けておいたひょうたんを持ち込むと戸惑うchou・chouにトーキックを入れ、ひょうたんに入った酒を飲ませようとする。「未成年だからダメだ!」とレフェリーが止めると「だったら俺が飲む!」と趙雲がひょうたんから酒をがぶ飲み。
ふらつく足取りからchou・chouの顔面に酒を吹きかけた。chou・chouの頭をシェイクしまくる趙雲。倒れたchou・chouにエルボードロップをヒットさせるが、chou・chouは逆水平チョップの連打で反撃。
趙雲はそのチョップの腕をキャッチするとゴリースペシャルへ。ばたついて、これを逃れたchou・chouはドロップキックでカバーもカウント2。
chou・chouが脇固め、アームバーと趙雲を攻め込んでいく。
さらにドロップキックの追撃から丸め込みに出たchou・chou。これをしのいだ趙雲はchou・chouの逆さ抑え込みを踏ん張るとゴリースペシャルを決め、さらに前方に落としてカバーもカウント2。そのままロックを外さずに起き上がった趙雲はカンガルークラッチへ。
一気に絞め上げ、粘るchou・chouからギブアップを奪った。
試合後、ゲートから引き揚げようとする趙雲を洋平が急襲するも、あっという間に趙雲に蹴散らされてしまった。
◆第2試合 芭奈子デビュー戦 シングルマッチ20分1本勝負
〇櫻井裕子 (8分39秒 ブレーンバスターホールド) 芭奈子×
櫻井を相手にデビュー戦のリングに立った芭奈子はいきなり櫻井に「8月28日が誕生日の櫻井さん!お祝いに胸の風船の紐を引いてください!」と詰め寄る。
紐に手を掛けた櫻井だが、「何かあるのでは…。」と疑ったか、紐は引かずにヘッドロックを決める。ヘッドロックを決めたままグランドに持ち込むが、芭奈子もヘッドシザースで切り返す。これをしのいだ櫻井は芭奈子のトレードマークの髪の毛を掴むとコーナーに叩きつけて顔面を踏みつける。
さらにロープ際で芭奈子をはりつけて絞め上げるとはりつけドロップキックでカバーもカウント2。
エルボーの打ち合いに持ち込んだ芭奈子だが、櫻井は滞空時間の長いボディスラムで叩きつけカバーもカウント2。さらにコブラツイストに決めた櫻井。
ロープに逃れた芭奈子はカウンターのドロップキックを決め、さらにドロップキック2連打からカバーもカウント2。長身の櫻井を何とかボディスラムに決めた芭奈子がカバーもカウント2。
櫻井が串刺しエルボーからカバーもカウント2。ブレーンバスターを狙う櫻井。こらえて戻した芭奈子が首固めで丸め込むもカウント2。
スクールボーイ、逆さ抑え込みもいずれもカウント2で櫻井がキックアウト。
櫻井がカウンターのハイアングルキックでカバーもカウント2。櫻井がアバランシュホールドもカウント2。
続けて櫻井がブレーンバスターからホールドし、芭奈子からカウント3を奪った。
◆第3試合 シングルマッチ20分1本勝負
〇今成夢人 (10分30秒 エビ固め) 皇耀×
※タイガードライバー
8月6日ソラマチ大会でデビューした皇耀の第2戦の相手はガンプロの元シングル王者の今成。距離を詰めながらローキックで牽制する皇耀。一気に距離を詰めた今成がヘッドロックを決める。ロープに振ろうとする皇耀だが、今成はロックを外さない。なんとかロープに振った皇耀だが、今成はカウンターのタックルで皇耀を吹っ飛ばすと場外戦に誘う。
客席に皇耀をぶん投げる今成。皇耀もチョップで反撃するが、ボディに蹴りを入れた今成は場外ボディスラムを決めリングへ。なかなか起き上がれない皇耀にセコンドの仲間たちが檄を飛ばす。必死にリングに這い上がった皇耀をボディスラムに決めた今成がカバーもカウント2。今成が逆片エビ固めへ。
ロープに逃れた皇耀にブレーンバスターを狙った今成だが、皇耀がこらえてリバースのブレーンバスター。さらにタックルの連打で今成を倒した皇耀はサッカーキックからカバーもカウント2。皇耀がミドルキックを連打。
真正面から受けて立つ今成を蹴り倒してのカバーもカウント2。今成がカウンターのクロスボディ、続けてフィッシャーマンズバスターからカバーもカウント2。
コーナーに皇耀を詰めた今成がマシンガンチョップ、フェイスクラッシャーからリバーススプラッシュでカバーもカウント2。
今成がラリアットでカバーもカウント2。タイガードライバーを狙う今成。必死にリバースで返した皇耀がバズソーキックからカバーもカウント2。
皇耀がフェイスロック。ロープに逃れた今成とエルボー合戦も今成がカウンターのラリアットを決めカバーもカウント2。皇耀を引き起こした今成はタイガードライバーを決めカウント3を奪った。
試合後、マイクを手にした皇耀は「今成さんは自分が(プロレスラーになる前)最後に見に行った興行のとき、自分の目の前で満身創痍になって一生懸命プロレスをして、そういう今成さんを見て、こういうレスラーになってやるって思って30過ぎの俺が夢をあきらめられないで挑戦して、今日、まさか今成さんと戦えるなんて思いませんでした。ありがとうございました。でも、全然、レベル追いつかないし、今成選手の厚みに重みにかないませんでした。でもぜっていに超えてやろうと思って、これからもっともっと練習して、最終的に追い抜いてやろうと思っているので、それまで強い今成夢人でいてください。」と語った。これを黙って聞いていた今成は「皇耀、技術が追いつかないなりに、お前、熱いもの持ってんな!だけどよ、その俺と戦いたかった理由、なんで大会までに表に出さないんだよ。全然、Twitterとか見てもなんでお前が俺と戦いたいのかが、全然出てこねえんだよ。そういうのをちゃんとやりなさい!Twitter(X)でちゃんと親指使って発信しなさいよ!」とアドバイス。
「でもね、今日は皇耀の気持ちがすごい気持ち良かったです。だから皇耀、ひとつ約束してくれ。hotシュシュ男子部のエースになるって、俺と約束してくれ。」と今成。皇耀は「今成さん、当たり前じゃないですか。俺がやってやります!」と答えた、今成は「皇耀がエースになるって宣言しました。そして田村様もいますね。今日、今成様が決めた。皇耀がhotシュシュのエースになる!ケッテーイ!」とセコンドにいた田村の決め台詞で試合を締めた。
◆第4試合 Lilyデビュー戦 シングルマッチ20分1本勝負
〇宮本裕向 (11分06秒 片エビ固め) Lily×
※ムーンサルトプレス
桐生の欠場により、急遽、デビューすることになったLilyが今年デビュー20周年を迎えた宮本と対戦。かつて千春代表が現役だったときに着用していたコスチューム、リングシューズ、さらに千春代表の入場曲のアレンジでリングインしたLilyは千春代表同様にバトンを回してみせる。マスクを被っていること、総合格闘技経験者であること、さらに入場時に本部席に千春代表がいなかったことから「もしかして千春が復帰?」と思われたが、試合途中に千春代表が本部席に姿を見せ、別人であることが証明された。開始と同時に宮本のバックに回ったLily。序盤は宮本とのベーシックなレスリングの動きで渡り合い、グランドでの切り返しでも互角の動きをみせる。
しかし、どうしても対角差があるため、パワーで潰しの来られるとLilyには厳しい。宮本は強烈なチンロックから首4の字。
なんとかロープに逃れたLilyをコーナーに追い込んだ宮本は逆水平チョップを叩き込む。宮本のチョップを逃れて、逆に宮本をコーナーに詰めたLilyは宮本の胸板を両手で叩き反撃。さらにカウンターのネックブリーカードロップからカバーもカウント2。宮本の腕を足を巻きつけて絞め上げるLily。
宮本が苦悶の表情を見せるもロープブレイク。Lilyが619でカバーもカウント2。ボディスラムを狙うLilyだが、さすがに宮本は動かない。逆に肩口にLilyを担ぎエアプレーンスピン。さらに蹴りのコンビネーションからニールキックを決めた宮本がカバーもカウント2。
宮本がパワーボムを狙うがLilyがウラカン・ラナで切り返す。カウントは2。Lilyがヘア4連発からカバーもカウント2。
ドロップキックをヒットし、エプロンに立つと飛び込んでくる宮本を場外に落とし、場外ダイブを華麗に決める。
リングに戻ってきた宮本にコーナーからダイビングヒップドロップでカバーもカウント2。
バックに回ったLily。こらえた宮本はそのままLilyをぶっこ抜いて前方に叩き落す。
ダメージ大のLilyにカウンターのラリアット。しかしLilyも逆さ抑え込みでカウント2.5まで宮本を追い込む。さらにスクールボーイもカウント2。再びウラカン・ラナを狙うも今度は宮本ががっちりと持ち上げてランニングパワーボム。
カバーに入るもLilyがカウント2で返す。粘るLilyに最後は宮本がムーンサルトプレスを決めカウント3を奪った。
◆第5試合 タッグマッチ30分1本勝負
サマス&×タニー・マウス (10分55秒 スモールパッケージホールド) ジェーク・
ブラドック&ミス・モンゴル〇
※ゆづき体調不良の為、タニー・マウススーパーバイザーが出場
7月18日横浜大会で桐生相手に暴走ファイトを繰り広げ、改めてサマスとのタッグでの試合を千春代表に直訴したジェーク。そしてサマスのパートナーとして名乗りを上げたのがゆづきだ。しかしオープニングで発表されたとおり、ゆづきの欠場により、ジェーク同様、サマスのパートナーもXとし、まずはジェーク組が入場。雄たけびを上げて客席を蹴散らしていくジェークの後ろから姿を見せたのはミス・モンゴル。そしてサマスのあとから登場したのは、スーパーバイザーのタニー・マウス!2010年大晦日のNEO解散から実に12年半ぶりの現役復帰を果たした。緊急の代打出場のタニ―はTシャツにトレーニングパンツではあったが、ゆづきの思いを背負う思いからゆづきのガウンを着ての入場。
先発に出たのもタニ―。ジェークとロックアップもすぐにロープ際追い込まれてしまう。しかしここでジェークはブレイクせず、タニ―の髪を引っ張るとリング中央に戻してエルボー。
吹っ飛ばされかかったタニ―だが、必死に踏ん張るとジェークのタンクトップを掴み絞め上げると地獄突きを決める。
倒れたジェークの両足を掴むと股間めがけてのタニバット2連発。カバーに入るもカウント2でジェークがタニ―を吹っ飛ばす。タニ―をサマスが控えるコーナーに叩きつけたジェークはサマスに「出て来い!」と挑発。ジェークと至近距離で対峙したサマス。激しいエルボーの打ち合いからジェークがモンゴルと交代。
エルボーの打ち合いからサマスが脳天にエルボーを落とすが、モンゴルは隠し持っていたバラ鞭をサマスにフルスイング。サマスのバックに回り込むが、サマスがバックを取り返す。モンゴルはバックを取られたまま、サマスをコーナーに叩きつけるが、この際、レフェリーが舞いこまれ、サマスとコーナーに挟まれる形でダウン。モンゴルが串刺しヒップドロップで飛び込むが、これをサマスがかわしたため、レフェリーに直撃。
さらにモンゴルはサマスの後頭部を掴み、ヘッドバットの形でサマスの頭をレフェリーに叩きつける。レフェリーが倒れている間にモンゴルはサマス、そして代わったタニ―にバラ鞭を打ちまくる。
さらにタニ―の首に鞭を巻きつけて絞め上げる。ここでなんとか復活したレフェリーが止めに入る。しかしタニ―のダメージは大。モンゴルはボディスラム、ストンピングと薄笑いを浮かべてタニ―を追撃する。
チョップで反撃に出たタニ―だが、モンゴルが浴びせ倒しからカバー。カウント2で返したタニ―をコーナーのジェークの膝に叩きつける。モンゴル、ジェークが串刺しボディアタックのトレイン攻撃。代わったジェークがニードロップでカバーもカウント2。
ジェークがチンロックで絞め上げ、コーナーにタニ―を振って飛び込むもタニ―がかわす。代わったサマスが串刺しボディアタック。タニ―も串刺しタニロケット。
サマスがジェークを開脚させてタニ―がタニバットの連係攻撃。サマスがエルボードロップでカバーもカウント2。エルボーの打ち合いからサマスをテイクダウンさせたジェークが馬乗りになってパンチを狙うがサマスが反転して丸め込む。カウント2。ロックアップからジュークをコーナーに詰めたサマスがロープ渡り。
さらにヘッドロックで自軍コーナーへ。代わったタニ―がタックル連打もジェークが仁王立ち。タニ―が急所攻撃からサマスとのサンドイッチラリアットを決める。
代わったモンゴルにタニ―がタニロケットから倒れたモンゴルにタニバットもかわしたモンゴルがストンピングからファイヤーマンズキャリーも、切り返したタニ―がパロスペシャル。
しのいだモンゴルがカウンターのラリアットでカバーもカウント2。セントーンでカバーもカウント2。モンゴルのバックに回ったタニ―がサマスを呼び込みがサマスのラリアットをモンゴルがかわしタニ―に誤爆。
ここでジェークがチェーンでタニ―を強打し、モンゴルがタニ―を丸め込みカウント3を奪った。
試合後もサマス、タニ―、さらにセコンド陣も蹴散らしたジェークとモンゴルはリング上で勝利をアピールし、再び客席を蹴散らして引き揚げていった。リング上ではタニ―を気遣いタニ―からプロレスを学んだhotシュシュのメンバーがタニ―を囲む。
マイクを手にしたタニ―は「今日は私が弱いから負けちゃったけど、ゆづきとサマスがタッグ組んでれば絶対、次はアイツら倒してくれるって決まってるんです!欠場者が2名出てしまって、急遽、カードが変わってしまったこと皆さんにお詫びします。すいませんでした。hotシュシュまだまだですけど、選手も代表もコーチもみんな大人に夢を与えるために日々努力しますので、これからもhotシュシュを応援し続けてください。よろしくお願いします。」と語り、最後はタニ―が「私たち!!ホットで!ディープな!個性派集団!hotシュシュ!」で締めた。
〈試合後のタニー・マウス〉
「まず最初に、今日は欠場者が2名出たこと、本当に申し訳ありませんでした。ゆづき、会場入りしてたんですけど、試合前のアップの時、熱中症みたいな感じになってしまって、このまま試合をさせるのは危険だとなりまして、じゃあどうするとなったとき、代表がこっちをずっと見ていて、こっちずっと見てるけどと思ってたら、タニーさんいけますか?って言われて。正直、hotシュシュをやるってなった時、私と田村が復帰するんじゃないかってよく言われてたんですよね。でも、本当にそのつもりはなくて、復帰をするためにhotシュシュのスーパーバイザーになったのではないっていうのは本当に分かっていてほしくて、ただ、このような緊急事態になってしまって、サマスは1対2でもやるって言ってくれたんですよね。でも来てくれたお客様にタッグマッチっていうのをお見せしたかったので、引退した身で申し訳なかったんですけど、急遽、こんなTシャツと短パンなんですけど、出ました。
――試合は2010年大晦日に引退して以来?
「そうです。出てないです。けっこうお話をいただくことは多かったんですけど。バトルだけとか、誰々選手の記念試合とか。全てお断りさせていただいていて。その理由は、一回引退した者がリングに上がるのは私の中のルールでないのでって言っていたので、突然、こういう形で自分が破ってしまって、凄い葛藤があったんですけど。送り出してくれた人に申し訳ないから、気軽に復帰するのは本当に嫌だったんですけど、ゆづきのために、hotシュシュのために、今日は出ました。」
――継続的な復帰ではない?
「違います。」
――実際に試合をしてみていかがでしたか?
「(試合が)できたのはhotシュシュのコーチに2月からなって、練習はずっとしてたんですよね。新人たちをデビューさせるために、まず最初に投げられるのは私か田村だったので、投げられることとか投げること、受け身とかも見本を見せてたので。それをやってなければ今日絶対できなかったと思います。ロープワークとか受け身とかはずっと練習していました。教えるために。なんか、試合中に思ったのは、hotシュシュの子たちがセコンドについてくれてたんですけど、あいつ、普段威張ってるけど、こんな試合するのかよみたいに絶対思われたくないなって凄い思っていて。hotシュシュの一期生に鍛えられたんだと思います。でも私じゃなく選手に注目が集まってほしいです。でも、私がキッカケでhotシュシュ面白いなと思ってもらえたら、出た甲斐がありますね。」